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2021年11月のコラムが届きましたのでお送りいたします！

【特集】医療費控除で損しないための注意点！

確定申告には少し早いですが、今回は、医療費控除の注意点をお伝えします。

医療費控除とは、1年間の医療費合計額が10万円を超えた際、超えた分を所得から控除できる制度です。

「医療費控除額(a)=実際に支払った医療費(b)一保険金などで補填される金額(c)-10万円」で計算し、

(a)に申告者の税率をかけた金額が、確定申告後、還付されます。

ここで注意したいのが、医療費控除の明細書に記入する(c)の金額です。

例を見てみましょう。

Aさんはがんで入院。

高額療養費などを差し引いた医療費合計額が10万円(b)。

加入していたがん保険から「入院給付金30万円」、「がん診断給付金100万円」が給付されました。

この場合、差し引く金額(c)は

①130万円(給付された保険金全額)、

②30万円 (入院給付金の額)、

③10万円(負担した医療費合計額)のうちどれでしょうか？

答えは③10万円です。

まず、「がん診断給付金 100万円」は(c)には含まれません。

がん診断給付金とは、医療費に対する給付ではなく、がんと診断されたことに対する給付のため、対象外になるからです。

対象になるのは「入院給付金30万円」なのですが、

(c)は「(b)のうち保険金などで補填される金額」であり、(b)の10万円が上限となります。

医療費控除は生計を一にしている家族分の医療費を合算して申告することができます。

その際、保険金で補填される金額(c)を間違えてしまうと、医療費控除の額を大きく減らしてしまうことにもなりかねません。

ぜひ注意してくださいね。

マネークイズ

第一生命保険が全国の小・中・高校生 3,000人に「大人になったらなりたいもの」のアンケートを実施。

中高生は男女とも同じ職業が1位でした。

それは何でしょうか？

１、 YouTuber

２、会社員

３、教師

→    答えはこちらをクリック！

今月のお知らせ

1947年の11月6日、東京都の多摩川辺りで集団でのお見合いイベントが行われました。

そのことを記念して、お見合いの日と名付けられたということは知っていましたか。

もしも縁がないという人は、この日にあやかってお見合いをすると、良いご縁に恵まれるかもしれませんね。

2022年から、火災保険が値上げされます！

火災保険が2022年から値上げされる予定です。

また、長期契約は10年から5年に短縮されます。

火災保険料の値上げ、そして、その対策について見ていきましょう。

各保険会社が火災保険の金額を決める際には、損害保険料率算出機構が発表する「火災 保険参考純率」を参考にします。

この参考純率が全国平均で10.9%引き上げられます。

この影響により、火災保険料も同程度の値上げが予想されます。

この値上げは、大規模な自然災害が多発していること、築古の住宅が増加し損壊リスクが高まっていることなどが原因です。

不動産を保有する場合、火災保険は最優先されるべき保険です。

今後値上がりする火災保険への対策をまとめたので、参考にしてみてください。

▶2021 年内に中途更改し、旧保険料で10年契約を結ぶ

値上がりする前に現在の保険を中途更改し、10年の長期契約を結ぶという方法があります。

地震保険付帯の火災保険を中途更改する場合は、 過去の地震保険の値上げにより地震保険が高くなっているケースもあります。

火災保険と地震保険の合計額を確認し対応する ようにしましょう。

▶自己負担(免責)額を設定する

免責金額を設定し数万円程度の損害は自己負担、保険では大きな損害のみをカバーするようにすれば、保険料を抑えることができます。

マネークイズの答え

正解】２、会社員

なんと、男女ともに会社員が断トツ1位!

この結果、皆さんはどう思いますか?

編集後記

コロナの影響も少しずつ収まり、岡山市内も人の動きが多くなっている感じです。

特に若い方が出歩いていて、僕はそれを見ると歳をとったなー。(現在43歳)と感じる事が多くなりました。

サラリーマン時代は学生時代が楽しく戻りたいと思っておりましたが、ありがたい事に現在が一番楽しいと思うようになりました。

毎日やり残しのないよう、楽しく過ごせることに感謝して年末を迎えたいと思います。

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